ストライク、札幌オフィスを5月に移転へ~人員増強で広さ2倍に
M&Aを手掛けるストライクは5月25日、札幌市のオフィスを移転する。オフィスの広さを2倍に拡張し、北海道エリアでの営業力の強化に向けた人員増強に対応する。道内企業の経営者は全国同様に高齢化が進んでいる。同社は事業承継目的のM&Aが増えると判断。体制をさらに強化し、成約組数を伸ばす考えだ。
新しいオフィスは大同生命札幌ビル(札幌市中央区北三条西3丁目1番地)で、広さは約181平方メートル。現在のオフィス(札幌ノースプラザ、同区北一条西4丁目2番地2)の97平方メートルを大幅に上回る。ストライクは2019年8月期末に3人だった札幌オフィスの営業担当者をすでに5人に増員しており、今後も増やす方針だ。後継者不在に悩む経営者の来社による相談も増えており、来客スペースの確保も課題となっていた。
帝国データバンクが20年1月に公表した調査では、全国平均に比べて1歳近く年齢が高い。ストライクは北海道での体制を強化し、中堅・中小企業の事業承継や企業の「選択と集中」などを背景としたM&A(合併・買収)需要の拡大に対応する。
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